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B2B: ファンが上司を説得するのを支援しよう

公開:2004年4月26日付 著者:ニールセン博士
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要約:

B2B のウェブサイトはB2Cよりも複雑な購入プロセスをサポートしなければいけない。鍵となるのは、候補リストに載ること、ダウンロード可能な説得支援キットを提供すること、サービスがいいという評判を得ること、の 3 つだ。

複雑な製品とサービスを企業向けに提供しているサイトをテストした結果、私は 2 つの結論に達した:

B2B サイトでは、 B2C のサービス品質と使いやすいユーザインターフェイスに加えて、B2B の特殊性と複雑なワークフローのサポートを提供しなくてはいけないというは、不公平に見えるかもしれない。そして、そのようなサイトは概して、商談を成約させるものとして見られていないので、Amazon よりも少ない資源でそれを行わなくてはいけない。北海油田のための海底セメントシステムを購入するときには、「買い物カゴに入れる」というボタンはないのだ。

買い物カゴがなくても、B2B サイトは売り上げに大きく貢献できる。しかしそれは、B2B の購入プロセスは、多段階のステップを踏むという特性があることを理解していればの話だ。あなたの会社の営業マンは長期間にわたる売り込み活動を理解している。ウェブサイトでも同じようにするべきだ。

B2B ウェブサイトのゴール

プロセスの特徴は業界によって異なるので、フィールド調査を行って、どのように顧客の内部プロセスをサポートすればよいかを把握すべきだ。しかし一般的には、 B2B サイトには 3 つの大きなゴールがある:

説得支援キット

大口の B2B の購入決断は 1 人で行われるものではない。建て前では、お偉方に最終決定権があることにはなっているが、意志決定プロセスには、様々な階層の社員が関わっているのが普通だ。その分野の専門家が初期の調査を行ってから、候補リストや推薦文やプレゼンテーションを中間管理者に対して提示する。そしてその中間管理者が、さらに上の重役たちに、もっと厳選された候補リストとプレゼンテーションを持って行くのだ。

あなたの製品に何かしらよいところがあるのなら、専門家や管理者の中には、競合他社の製品よりもそちらを選んでくれる人も出てくるはずだ。ここでの大きな目標のひとつは、あなたの製品がベストであることを、最初は同僚に、そして後には上司に対して、支持者が説得する際の助けになることだ。

実際の決断を下すのは、会社一のオタク社員ということもある。特定の問題に関しては、何を購入するのがベストかを判断できる社内で唯一の人物として、誰からも(最上級の重役たちからさえも)一目置かれているような社員のことだ。もしこのオタク社員があなたの製品が一番よいと思ったならば、その注文はほぼ勝ち取ったようなものだ。彼らが上司に推薦理由を説明しやすいようにすれば、彼らの気持ちを引き付けることができる。特定分野の専門家たちは社内政治に労力を注ぐことを一番嫌うからだ。

ウェブサイトで支持者を手助けしよう。彼らが内部で議論したり、メモを書いたり、プレゼンテーションを作成したりするのに役立つ材料を提供しよう。説得支援キットの内容は以下のとおりだ。

当たり前だが、もし Linux やそのほかアンチ Microsoft コミュニティ向けの製品を販売しているならば、Office のスタンダード形式以外の形式で提供するべきだ。

現状の B2B サイトで説得支援キットは滅多に見かけないが、これは、インターネットがもつワン・トゥ・ワンの特性を生かす非常に優れた方法だ。顧客企業の内部に直接到達して、あなたとの取引成立を強く望んでいる人たちと繋がることができるのだ。

2004年 4 月 26 日


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